2019/07/19
果実肥大
生理落果は7月上旬頃まで続き、残った果実は肥大を続けています。
この頃には(みかんの)果実の大きさは直径30ミリ位です。
果実は収穫まで肥大を続けます。
標準的Mサイズは直径61ミリ~67ミリですので、
生産者はそれを目指して調整(摘果作業)を行います。
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果実成熟
秋になり気温が下がってくると、果実の肥大のペースは鈍り、
濃い緑色の果実はしだいに薄くなり、黄色くなり、やがてオレンジ色が濃くなっていきます。
中身(果肉・果汁)も同様に成熟が進み、糖度が増し、酸味が下がっていきます。
収穫が近づくと、果実の品質分析(糖度・酸度の測定など)を行い、
いつ頃収穫を始めるかなどを決定します。
早く収穫できるのが極早生みかん(有田では10月初旬)、
11月から収穫できるのが早生みかん、その後普通(中生・晩生)みかんを収穫します。