④すぐに食べる分はカゴへ入れましょう
みかんの保存には通気性を良くするのが一番なので、メッシュ素材が最適です。
こたつの上に置いてある、みかんが入ったカゴを思い出してみてください。
あのような通気性の良いカゴがみかんには最適なんです。
しかも上に積み重ねず、できるだけ平らなカゴがベストです。
だから底面ができるだけ平らな、竹ザルや籐のカゴがいいですね。
⑤置く場所に気をつける
置く場所は、カビが好まない温度(5~10℃位)と、湿度が整いやすい場所にします。
できるだけ気温が低い風通しの良い場所が良いでしょう。
直射日光の当たらない廊下など。暖房がかかっているような部屋はNG。
定期的に傷んでいないか確認し、不安なものから食べて行きましょう。
⑥冷蔵庫で保存する場合
冷蔵庫で保管すると、乾燥してしまったり、味が落ちる(酸っぱくなったりする)と言われています。
なので、ハウスミカンなど夏場の暑い時期は、冷蔵庫に入れて保存した方が良いですが、
冬のみかんは基本的に常温保存です、但し暖房の効いていない涼しいところです。
冷蔵庫に入れる場合、キッチンペーパーや新聞紙で包み、袋にいれて野菜室に保存するようにしましょう。
冷蔵庫の中でもカビは安心できません(低温でもカビは進みます)ので、定期的にチェックして下さい。
⑦冷凍する場合
さらに長く保存したい場合、冷凍する方法もあります。
自然解凍すれば、美味しくいただけます。
皮を剥かずにまるごと冷凍する方法と、
皮を剥いて内袋(一房ずつ)を分けて冷凍する方法があります。
薄皮は剥かず、そのままラップにくるんで冷凍すれば、1~2ヶ月は保存可能です。
産地では、みかんを収穫し、選別作業を行い出荷しますが、
その間果実をできるだけ丁寧に扱うよう心掛けています。
それでも消費地に届くまでの流通過程で、
衝撃を受けたり、店頭で日にちが経過したり、あるいは転売されたりして、
箱を開けた時に腐敗が発生していることがあります。
お買い求めの際は、できるだけ新鮮なものを選んで下さい。
そしてもう一つ、注意をしていただきたいのは、
どこのみかんか分からないものを
「有田みかん」の箱へ入れられている可能性もあるということです。
お買い求めの際には、有田の中のどこの産地か?選果場か?出荷者か?を確認して下さい。
購入の際、お店で出荷者が確認できないものは、少し怪しいかもしれません。
地域団体商標「有田みかん」の登録番号が正式に明記されている出荷者については、
JAありだが把握している出荷者です。
購入の際には、ぜひ参考にして下さい!