品種によって早いものであれば、もうすぐみかんの出荷が始まる時期ですね。
今回はみかんの魅力についてご紹介していきます！
ぜひ、購入の際の参考にして頂ければ幸いです。
和歌山産のみかんが甘い理由とは？
みかんの本場である和歌山県有田市。
みかんの有名な産地は、和歌山県以外にもありますが、みかんは環境に左右されやすく、
年間の平均気温が15度以上、冬の気温が氷点下５度以下にならない、
という温暖な環境が適しています。また、8月～10月に日照時間が多いことも大切です。
みかんの栽培が盛んな和歌山県有田市は一年を通して
温暖、雨が少なく水はけが良いため、甘いみかんを育てやすい環境です。
特に11月頃からの早生みかんは時期的に甘みが増すため、
小さなお子様からお年寄りまで幅広い方にお楽しみいただいています。
みかんの栄養素
みかんには健康に欠かせないビタミンＣ、ビタミンＰ、カリウム、クエン酸などが
含まれているということもうすでに多くの方に知られているかと思います。
特にビタミンＰは毛細血管を強くする働きがあり、高血圧や脳出血などの防止、改善に効果的です。
また抗酸化作用に優れていて、疲れや体調不良、またアンチエイジングなどにも有効です。
しかしながら、それらの栄養素は果実よりも皮に多く含まれていて、
果肉の数十倍の量ということですから、その差は明らかですよね。
みかんの外側の皮をそのまま食べるのは抵抗がある人がほとんどだと思いますので、
せめて内側の皮と内包についている白い筋は一緒に食べるようにしましょう。
このスジにも、ビタミンＢ群やビタミンＣ、ビタミンＰが多く含まれています。
またマーマレードや砂糖漬けなどで摂取するというのも大変有効的な方法ですので、おすすめです。
みかんの皮、そのまま捨てるのは勿体無い！
みかんの皮というのは、外側の皮と、果肉についている皮がありますが、
外側部分は食べる事は無くても、内側部分をそのまま食べる人と、果肉だけを食べる人がいます。
先ほどもお伝えしたように、みかんの栄養というのは、
この果肉についている皮に栄養が沢山あると言いわれています。
この部分は繊維質が豊富にあり、果肉と一緒に食べた方が栄養を摂取する事が出来るので、
なるべく一緒に食べることをおすすめします。
因みに外側部分の皮にも栄養があります。
丸ごとみかんをそのまま食べる人はほとんどいないと思いますが、
外側部分には香りの素となる、リモネンやテルピネンと言った主成分となる精油が含まれています。
そのため、これをお風呂に入れることで、精油成分が溶けだして、
身体の毛細血管を広げてくれるので血行がよくなり、
更に、冷え症、肩こり、神経痛と言ったものに効果を期待する事が出来るようになるのです。
ゆずなどをお風呂に入れるのと同じで、みかんについても同じ様な効果を期待する事が出来るのは、
みかんもゆずも同じ柑橘系であり、同種の効果を持つからなのです。
寒い冬場には、みかんの風呂もおすすめですよ。
また、鎮静や消炎の働きもあり、
太陽の光にさらして天日干しを行うことで、薬効が一段と向上すると言います。
冬場に食べる事が多いみかんですが、外側部分をそのまま捨てるのではなく、
冬の太陽にさらしてあげることで、薬効成分を持つ素材に生まれ変わるのです。
冬のみかん真っ盛りの時期が待ち遠しいですね！
サプリメントもいいですが、これからの時期はみかんを食べて、美味しく健康に！
今年もたくさんの方にみかんをお届け致します。