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みかんができるまでをご紹介!

みかんができるまでをご紹介! - NEWS

2018/06/08

 

発芽

春になり気温が上昇してくると、柑橘類はまず芽が膨らみ、種類によって若干差がありますが、4月頃になると一斉に発芽が始まります。

この年最初に動き出した新芽がどんどん成長して、5月に花を着け、結実させ、その実をを育てるのです。

 

発根

次に動き出すのが根です。土の中での動きなので、なかなか分かりにくいのですが、発芽後に発根が始まります。この新しい根から養水分を吸収し、健全なみかんの木と果実を作ります。そのために3月頃から肥料(春肥)を施用します。

 

開花

発芽した芽が伸びて、新しい葉が開いて、やがて白い蕾が見えてきます。花が咲く日は種類によって違いますし、同じ木でも、着いている場所や着花量、枝の勢いなどにより違います。早い花は4月下旬に開花しますが、その木で最も多く花が咲いた日を満開日といいます。満開期は5月上中旬頃となっています。柑橘の種類によって早い品種や遅いもの、また開花期間が長いものなどがあります。

そしてこの花の香りが最高!開花期間中は地域全体に花の香りが漂います。空気が澄んだ早朝は特に良い香りに包まれます。

 

生理落果

みかんの木は、その年の環境(気象など)にもよりますが、多く花が着く年と少ない年があります。「隔年結果」と呼ばれる習性です。花が多い木はそのまま着果量も多くなり、収穫量も多くなるのですが、みかんの木も実が多く着きすぎると樹勢が低下(体力が消耗)してしまいますので、ある程度は自然に実を落とします。これが生理落果という現象です。しかしそれだけではまだまだ着果量が多すぎるので、農家はその後摘果作業を行うのです。

 

果実肥大

生理落果は7月上旬頃まで続き、残った果実は肥大を続けています。この頃には(みかんの)果実の大きさは直径30ミリ位です。果実は収穫まで肥大を続けます。標準的Mサイズは直径61ミリ~67ミリですので、生産者はそれを目指して調整(摘果作業)を行います。

 

果実成熟

秋になり気温が下がってくると、果実の肥大のペースは鈍り、濃い緑色の果実はしだいに薄くなり、黄色くなり、やがてオレンジ色が濃くなっていきます。中身(果肉・果汁)も同様に成熟が進み、糖度が増し、酸味が下がっていきます。収穫が近づくと、果実の品質分析(糖度・酸度の測定など)を行い、いつ頃収穫を始めるかなどを決定します。早く収穫できるのが極早生みかん、11月から収穫できるのが早生みかん、その後普通(中生・晩生)みかんを収穫します。

 

休眠

みかんの収穫が終わると、みかんの木は緑一色に戻ります。年が明けると冬本番で、みかんの木は芽も根も動かず、春を待ちます。この期間に行う作業もたくさんあります。土づくり(土壌改良)や、例えば崩れた石垣を積み直したり、排水溝を整備したり・・・仕事はたくさんあります。みかん以外にもハッサク、キヨミなど他の果実の収穫も続きます。


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